only one LIFE
あかり照明計画デザイン
あなただけのあかり探しのおてつだい

照明選びお悩みの方必見!選定する考え方から解説

マイホーム、マイルームで、これからどんな照明を選んだら良いのか、お悩みの方、

選定基準となる考え方から器具の選び方をわかりやすく解説していきます。

いざ、照明を選ぶとき何故、悩むのでしょう。

それは、次の悩みが起きるからです。

お悩み

①LEDだと色が選択できるけど、何色がいいの?

②自分の選んだ器具は、暗くないのか?

③空間サイズに何台必要なのか?

④LEDランプ交換タイプ使いたいが….?

この悩みを解決していきましょう。

①LEDだと色が選択できるけど、何色がいいの?

ここでは、色が変わる仕組みと色を選ぶ上での簡単な照明知識を解説します。

まずは、今までの光源(光を出すもの)を知る必要があります。

光源

第一世代 火のあかり/光色:電球色

第二世代 電球:コイル熱して発光/光色:電球色

第三世代 蛍光灯:蛍光塗料内部プラズマ化発光/光色:単体(電球色から昼白色)

第四世代 LED電球:内部制御機器とダイオードで発光/光色:変更可能(色彩自由)

省エネ比較

電球から蛍光灯/電球比較 約3分の1 60Wなら20W

電球からLED/電球比較 約10分の1  60Wなら6W

※照明メーカーでLED W数に違いあり

LED器具の色変更仕組みと使い方

発光ダイオード(PN接合型半導体素子)の

LED3原色、赤色(Red)、緑色(Green)、青色(Blue)を

電流制御機器で制御して多彩な色を表現できます。

この色が変わる仕組みを利用して、健康向上を図る研究が進んでいます。

以前は、これを多灯照明でしていました。

健康的維持リズム(サーカディアンリズム)

生体内に存在する自然なリズムのことで、睡眠や覚醒、代謝などに影響を与えます。

これが狂うと健康上以下の問題が引き起こされることがあります。

  1. 睡眠障害:サーカディアンリズムが狂うと、正常な睡眠リズムが乱れ、不眠症や過眠症などの睡眠障害が引き起こされる可能性があります。
  2. 消化器系の問題:サーカディアンリズムが狂うと、食事や代謝のリズムが乱れ、消化器系の問題が引き起こされる可能性があります。
  3. 心血管系の問題:サーカディアンリズムが狂うと、血圧や心拍数が乱れ、心血管系の問題が引き起こされる可能性があります。
  4. 免疫系の問題:サーカディアンリズムが狂うと、免疫系が弱まり、感染症やアレルギーなどの病気にかかりやすくなる可能性があります。
  5. パフォーマンス低下:サーカディアンリズムが狂うと、認知機能や運動能力などが低下し、パフォーマンスが低下する可能性があります。
照明で、自然光の擬似体験をすることでリズムを整え、
健康維持とパフォーマンス向上に繋がります。

配光色

照明の色は、K(ケルビン)で表します。

ただ、ここでは、表記のみにとどめ、日常で使われる色で説明

電球色

朝、夕のあかり:休むを促す:光量少

オレンジ(2000Kから2700K)

温白色

朝、夕と昼の間のあかり:体が起きるを促す:光量中

ホワイトイエロー(3500K)

昼白色

昼のあかり:活動的を促す:光量大

ホワイトブルー(5000K)

※色は、分かりやすくする為、あくまで感覚です。

①まとめ

照明のあかりは、自然光の擬似です。

色は、人々の感覚に大きな影響を与えることが知られています。

色は、視覚的な刺激として、感情や気分、注意、集中力、創造性などに

影響を与えることができます。

感覚に与える影響を理解し、最適な色を空間用途に合わせ使いましょう。

②自分の選んだ器具は、暗くないのか?

ここでは、器具名称と明るさ感を解説します。

器具名称(室内)

器具の配光特性は、2種類に分けられる

■スポット的なあかり(直進性の光)

スポットライト、ダウンライト

■空間に広がるあかり(カバーに透過することによりを光を広げる)

シーリング、ベースライト

※ペンダント、ブラケット、シーリングファンライト付きは、商品形状による

器具単体の明るさ

基本は、W数になりますが、

光源LEDになってルーメン(lm)で表すことが多くなっています。

でも、ルーメン基準は現時点では、あまり浸透していません。

結局『何W相当の明るさですか』になります。

■ペンダント、ダウンライト、スポットライト、ブラケット、ベースライトは、W数で選ぶ

分かりやすい空間イメージ(トイレサイズ)

40Wだとアパートトイレくらい   60Wだとマンショントイレくらい

※一般的サイズイメージ

■シーリング

畳数で書かれているので、それに従ってください

②まとめ

明るさの感覚は、人それぞれです。

統計的に『60Wは、トイレくらいの明るさだよね』になっているだけです。

出来れば、日常で体感することをおすすめします。

ホテル、カフェ、複合施設などで感じ、基準にしてください。

LEDフィラメントタイプ電球使用タイプやデザイン性の高い商品は、

現在、W数ほど明るさが広がらないものが多いです。

インテリア性の高い商品は、

照明器具と言うよりは、インテリア照明として楽しでください。

自分もそうしています。

今回、ここでスタンドを入れていませんが、別記事を掲載します。

 

③空間サイズに何台必要なのか?

ここでは、空間サイズごとに暗くないと思える

60W、100Wタイプのダウンライト台数を解説します。

■LED60Wタイプダウンライトの場合

1畳 1台/10畳 10台

■LED100Wタイプダウンライトの場合

1.5畳 1台/10畳 6台

施設などで使われる、100Wタイプ以上もあります。

その場合は、台数は、1台の明るさが上がることで、減っていきます。

③まとめ

空間サイズにどのくらい明るさが必要かは、空間の使用用途により変わります。

例えば、病院の手術室と同じサイズ子供部屋では、選ぶ明るさが違います。

選ぶ明るさ使用用途に対し、

器具と明るさを選定、照明計画を立てるのが照明コンサルタントの仕事になります。

是非、照明コンサルタントに相談してみて下さい。

自分もココナラ登録しています。

使用用途、空間サイズ分かれば、照明台数だけ提案も致します。

ライト
ライト
下記ボタンでココナラへ 

ココナラ

④LEDランプ交換タイプ使いたいが・・・・?

ここでは、LEDランプ交換タイプの普及状況を解説します。

2023年4月 現在、LEDランプ交換タイプは、

照明専業4社メーカーカタログを見て全体で30%から35%くらいです。

■LEDランプ交換タイプが急速に普及できない訳があります。

LEDランプは、従来の光源と違い光らすために電流制御機器が必要です。

そのため、ランプの大きさに制限が出てしましい、

コンパクトな器具が作りづらくなっています。

LEDコンパクト器具は、

器具自体に電流制御機器をつけ、発光ダイオードを点灯しています。

これは、LEDランプと一体型照明器具は同じ作りなのです。

現在のLEDランプ形状は、大きく分けると3つです。

コスト面、ランプ光制御するよりも器具の方が、制御しやすく綺麗なあかりが出せる

商品をコンパクトに作れるなどメリットがあります。

交換タイプ普及は、LEDランプの進化が必要です。

④まとめ

LEDランプの制御機器がコンパクトになり、

質の良いあかりの出る商品が大量生産できれば、ランプタイプも普及します。

あくまで、個人の考えですですが、自分は、柔らかく綺麗なあかりが好きです。

使用用途でランプ交換が1番出ないなら、選びますが

一体型タイプでも今は、あかりの質感、インテリア性を選びます。

良いランプが出ることを期待して待ちましょう。

 

照明選び順番

照明計画は、用途にあった光色選びからがベターです。

サーカディアンリズムと光色の関係性を使うことで、健康で快適な暮らしができます。

打合せ例

ライト
ライト
まずは、空間の用途確認です
オーナー
オーナー
家のリビングでは、くつろぎたい。フラットでシンプルで広く見せたい
ライト
ライト
では、体を休める状態を促す光色、電球色を選定。さらに体が休む体制になるよう調光で少し暗くしましょう。間接照明なんかも良いですね。器具は、天井ダウンライトにして、空間を広く見せ、TV裏の壁にあかりを入れて間接照明にしましょう
オーナー
オーナー
子供部屋では、勉強してほしい
ライト
ライト
活動を促す光色の昼白色にして、器具は、シンプルに単色シーリングライトにしましょう
照明計画順番

①空間用途
②光色
③明るさ
④器具デザイン

補足

④器具デザインは、①番に持って行きがちです。

間違いでは、ありません。

空間インテリアの用途になるからです。

装飾品とらえ、そこから考えることもあるからです。

明るさも人それぞれの感じ方になります。

照明計画は、決まっているベストな答えは、ありません。

オーナー様とのご要望を聴き、ベターな計画を立てていくことがベストになります。

「ブログを読んでいただき、ありがとうございます。感謝に絶えません。」

 

ライト
ライト
カテゴリーに照明関する記事を上げていきます。
健康:照明と健康、
インテリア:照明とインテリア、
ワンポイント:照明に関する知識を上げますので、
わからない事があれば、見返して見て下さい。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

照明コンサルタント 研修会委託業務開始